「肩の一番上が出っ張って痛い」「タックルで肩を強く打ってから痛みが引かない」という症状は、「肩鎖関節(けんさかんせつ)損傷」のサインかもしれません。ラグビー・アメリカンフットボール・柔道など接触の激しいスポーツで多く見られるケガです。
結論:肩鎖関節損傷は肩の一番上にある関節のケガ。損傷の程度によって固定か手術かが異なる
肩鎖関節損傷は程度によって軽度(靭帯の伸び)から重度(靭帯の完全断裂・関節のずれ)まであります。軽度であれば保存療法で回復できますが、重度では手術が必要になることがあります。
肩鎖関節とは?
肩鎖関節は鎖骨の外側端と肩甲骨の肩峰(けんぽう)をつなぐ小さな関節で、腕を上げる動作を支える役割を担っています。肩を強く打ったとき・転倒時に肩をついたときに損傷しやすいです。
詳しい解説:損傷の程度と症状
グレード1(軽度)
肩鎖靭帯が部分的に伸びた状態。肩の一番上を押すと痛いが、関節のずれはない。
グレード2(中等度)
肩鎖靭帯が断裂した状態。鎖骨の外側端がやや出っ張って見える。腕を上げると強く痛む。
グレード3(重度)
肩鎖靭帯・烏口鎖骨靭帯(うこうさこつじんたい)がともに断裂した状態。鎖骨の外側端が著しく出っ張り、腕を上げる動作が困難になる。手術が検討されることが多い。
応急処置
・患部を冷やし安静にする
・三角巾で腕を固定する
・早めに整形外科または接骨院を受診する
接骨院を受診した方が良いケース
・肩の一番上を強く打って痛みと腫れがある
・鎖骨の外側端が出っ張って見える
・腕を上げると肩の一番上が強く痛む
・肩鎖関節損傷後のリハビリを相談したい
鹿島田駅から徒歩2分のくすのき接骨院・整体院では、超音波画像(エコー)で肩鎖関節まわりの状態を確認し、損傷の程度に合わせた固定・施術・リハビリアドバイスを行っています。
まとめ
肩鎖関節損傷は肩の一番上への直接的な衝撃で起こるケガで、ラグビー・アメフト・柔道など接触の激しいスポーツに多く見られます。鎖骨の外側端の出っ張りや腕を上げる動作での強い痛みがある場合は早めに専門家に確認してもらい、損傷の程度に合わせた対処を行うことが大切です。
※グレード3以上の重度損傷では手術が必要なことがあります。整形外科での精密検査と診断を優先してください。