弓道・アーチェリーは一見体への負担が少ないスポーツに見えますが、繰り返しの弓を引く動作・引き手と押し手のバランス・長時間の静止した姿勢保持が、肩・肘・手首・前腕にさまざまな障害を引き起こすことがあります。

 

結論:弓道・アーチェリーの障害は引き手と押し手で異なる部位に起こりやすい
弓を引く側(引き手)と弓を押す側(押し手)では、使う筋肉と負荷がかかる方向が異なるため、起こりやすい障害の部位も異なります。左右の負荷のアンバランスが体への影響につながることがあります。

 

弓道・アーチェリーで起こりやすい上肢の障害

 

引き手側に多い障害
肘の内側の痛み(ゴルフ肘・上腕骨内側上顆炎)
弓を引くときに前腕の屈筋群に大きな力がかかり、肘の内側の腱付着部に炎症が生じることがあります。長時間の練習や引き方のクセが原因になります。

手指の腱鞘炎弦を引く指(人差し指・中指・薬指)の腱鞘に繰り返しの負担がかかり、炎症が起きることがあります。

 

押し手側に多い障害

肩の疲労・腱板炎

弓を押し続ける動作で肩関節まわりの腱板に繰り返しの負担がかかり、肩の疲労感・痛みが出ることがあります。

 

前腕の疲労・腱炎
弓を押し続けることで前腕の伸筋群が疲弊し、テニス肘(外側上顆炎)に近い症状が出ることがあります。

 

共通して起こりやすい問題
・長時間の静止姿勢保持による肩・首まわりの緊張
・左右非対称の使い方による姿勢の歪み

 

詳しい解説:予防と対処のポイント

 

予防のポイント
・練習前後のウォームアップ・クールダウンを丁寧に行う
・引き方・押し方のフォームを定期的にチェックする
・練習量を急に増やさない
・肩・肘・手首まわりのストレッチを日常的に行う

 

日常でできる対処
・痛みが出た部位を冷やし、練習量を一時的に減らす
・テーピングやサポーターで患部を保護する
・フォームの問題が原因の場合はコーチに相談する

 

接骨院を受診した方が良いケース
・引き手または押し手の肘・肩・手首に痛みが続いている
・練習後に特定の部位が繰り返し痛む
・フォームの問題と障害の関係を確認したい
・スポーツへの早期復帰のためにケアを受けたい

 

鹿島田周辺で弓道・アーチェリーによる上肢の痛みにお悩みの方は、くすのき接骨院・整体院へお気軽にご相談ください。超音波画像(エコー)で患部の状態を確認しながら、症状に合わせたケアをご提案します。

 

まとめ
弓道・アーチェリーでは引き手と押し手で異なる部位に障害が起こりやすく、肘の内側・肩の腱板・手指の腱鞘などへの繰り返しの負担が主な原因です。痛みが出たら早めに練習量を見直し、フォームの改善と合わせて専門家に相談することが競技の長期継続につながります。

 

※障害が悪化して日常生活にも支障が出る場合は、整形外科での精密検査をご検討ください。