腸脛靭帯炎と鵞足炎はどう違う?膝まわりの痛みを部位で見分ける方法
膝の痛みといっても、外側が痛いのか内側が痛いのかによって原因が異なります。膝の外側が痛む「腸脛靭帯炎(ランナー膝)」と、膝の内側が痛む「鵞足炎(がそくえん)」はどちらもスポーツ障害として多く見られますが、原因・対処法が異なるため、部位をしっかり確認することが大切です。
結論:膝の外側の痛みは腸脛靭帯炎、内側の痛みは鵞足炎の可能性が高い
どちらも使いすぎによる炎症が主な原因ですが、痛みが出る部位・関係する筋肉・対処法が異なります。自己判断せずに専門家に診てもらうことで、適切なケアを受けることができます。
腸脛靭帯炎(ランナー膝)とは?
膝の外側に痛みが出るスポーツ障害で、腸脛靭帯(骨盤から膝外側にかけて伸びる靭帯)が膝の外側の骨と摩擦を起こすことで炎症が生じます。ランナーや自転車競技者に多く、走るたびに膝外側がズキズキするのが特徴です。
鵞足炎とは?
鵞足(がそく)とは、膝の内側やや下方にある、3つの筋肉の腱が集まって付着する部位のことです。この部分に炎症が起きるのが鵞足炎で、中長距離ランナー・水泳選手・変形性膝関節症の方などに多く見られます。膝の内側から少し下の部分を押すと痛みがあるのが特徴です。
詳しい解説:見分けるためのチェックポイント
腸脛靭帯炎のサイン
・膝の外側(骨の出っ張りあたり)を押すと痛い
・走り始めてしばらくすると膝外側が痛む
・階段の下りや下り坂で悪化する
・ランニングや自転車漕ぎの後に痛みが強い
鵞足炎のサイン
・膝の内側やや下方を押すと痛い
・階段の上り下り・立ち上がりで膝内側が痛む
・長時間歩いた後に膝内側が痛む
・O脚や変形性膝関節症がある方に多い
共通する対処法
・痛みが出る運動を一時的に控える
・アイシング(痛みや熱感がある場合)
・原因となっている筋肉のストレッチ
・腸脛靭帯炎はお尻・腸脛靭帯、鵞足炎は太もも内側・ハムストリングスを重点的にほぐす
接骨院を受診した方が良いケース
・膝の外側または内側の痛みが2週間以上続いている
・走るたびに同じ部位が痛む
・腸脛靭帯炎か鵞足炎か自分では判断できない
・大会が近いが痛みをコントロールしたい
鹿島田駅から徒歩2分のくすのき接骨院・整体院では、超音波画像(エコー)で膝まわりの状態を確認しながら、痛みの部位と原因に合わせたケアを行っています。
まとめ
膝の外側の痛みは腸脛靭帯炎、内側やや下方の痛みは鵞足炎の可能性が高く、それぞれ関係する筋肉と対処法が異なります。どちらも使いすぎによる炎症が主な原因のため、痛みが出たら早めに運動量を見直し、専門家に相談することをおすすめします。
※膝全体の腫れ・熱感・急激な痛みの悪化がある場合は、半月板損傷や関節内の問題が考えられます。整形外科への受診もご検討ください。

